横軸の は,媒質の位置を示しています.また,図の を波長,つりあいの位置から測った山の高さ,すなわち波動一般量の最大値 を振幅といいます.媒質の各点が1振動する時間,すなわち各点の振動の周期を,波動の周期 といい, あたりの媒質の各点の振動の回数を,波動の振動数 (ヘルツ) といいます.波源の周期・振動数は各点の周期・振動数と一致します.伝搬に伴う減衰がない場合は,振幅も一致します.ここで,振動数 は周期 の逆数です.
また,
"媒質のある点 が1振動する時間,周期 の間に,波動は1波長 進みます."
という関係が成立します.この関係は作図により,図 "正弦波2" のように確認されます.したがって,
という関係式が成立します.